「3月の読書会を終えて」・・霊界の宗教と地上の宗教・・そのⅡ・・祈りについて・・

地上人は、ほんの一かけらの霊的真理と人工的に作られた教義を絶対視している霊的無知の上に作られた間違った宗教を信じ続けてきました。地上には、真の宗教が存在していなかったのです。そして、祈りについても的外れの間違った祈りを繰り返してきました。祈りの対象である神についての正しい認識の無いまま、神に祈り続けてきました。熱心に祈れば祈るほど神は願いを聞き届けてくださる、願いを聞き届けてもらえないのは祈りが足りないためだと思い込み、間違った祈りを続けてきたのです。それは、摂理の神という霊的事実に対する理解が無かったためです。神は人間の祈りを直接聞き届けてくれることはありません。増してや摂理に反した祈りをどんなに熱心に唱えても神によって聞き届けられることはありません。神の摂理に適った祈りだけが、聞き届けられることになります。

地上人の祈りは、意識する、意識しないに係わらず、利己的な願い事になりがちです。そして、利己的な願い事を強く祈れば祈るほどエゴ性が強められ、霊的成長が阻害され、魂を貶めることになってしまいます。

シルバーバーチは「真実の祈りは、あなた方にとって奉仕(サービス)の準備を整えるためのものです。(シルバーバーチの教え・上・113)」
「魂からの祈り、大霊に近づきたいと切望する本心からの祈りであれば、その熱誠が祈りに翼を与え、霊界の深奥へと運ばれていくことになります。(シルバーバーチの教え・上・117)」と語っています。

霊界では、祈りの対象がはっきりとしているため、利己的な願いごとをする霊(人間)はいません。霊界の宗教と地上の宗教とは、180度異なっていますが、祈りもまた正反対なのです。シルバーバーチの祈りの言葉に耳を傾けることによって、正しい祈りとは何かということが明確になります。正しい祈りを実践することによって、意識レベルが高められ、守護霊との絆がより強化され、霊的成長を促す方向へと導かれることになるのです。

私たち地上人は、真実の祈りとはどのような祈りであるのかを学ばなければなりません。祈りの対象は、あくまでも神と神の摂理なのです。私たちは、祈りの時、霊界人と同じように神をすぐ近くに感じ取ることができるように努力していかなければなりません。神を強く感じ取ることができれば、祈りの言葉も神の摂理に適ったものになり、真実の祈りを実践することができるようになるのです。(E・H)

* なお、引用にあたってはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

プロフィール

E.H

Author:E.H

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ