「11月の読書会を終えて」・・霊的無知から霊的知へ・・そのⅡ

地上に多くの悲劇が存在し続けるのは、どうしてでしょう。地上人類は、「平和を、平和を・・。」と切望しているのに、どうして実現しないのでしょう。宗教間や民族間の紛争、激化するテロ、未だ地上世界から血で血を洗う惨劇が無くなる兆候は、見当たりません。

シルバーバーチは、「人間が物質によって霊眼が曇らされ、五感という限られた感覚でしか物事を見ることができないために、万物の背後にすべてを一つに結びつけている大霊が存在していることが理解できないからです。人間は何かにつけて“差別”をしようとするため、そこから混乱が生じ、悲劇が生まれ、そして破壊へと向かうことになるのです。(シルバーバーチの教え・上・31~32)」と、語っています。

私たち地上人は、どのようにしたらよいのでしょうか。地上の悲劇や不幸をなくす方法は無いのでしょうか。物質文明の中に身を置いている私たちは、便利さ、快適さ、豊かさなどを追い求め、物質が最も大切であるとする唯物主義に偏ってしまいました。その結果として、神のこと、霊界のこと、霊魂のこと、そのようなことについての正しい認識を持つことが、とても難しいものになってしまいました。私たちは、とても大切なものを見落としてしまっていたのです。私たちは、物質界だけでなく霊界に行ってからも通用する生き方とはどのようなものかを学び、それを実行して行かなければなりません。

シルバーバーチは「私たちのように地上圏に降りて仕事をしている者は、地上人が救われるためには、私たちがお届けしている霊的真理を受け入れる以外にはないことを痛感しています。(シルバーバーチの教え・下・56)」と、語っています。

私たち地上人に最も欠けているものは霊的真理についての正しい理解です。60年以上の永きにわたり霊界からもたらされたシルバーバーチの霊訓は、私たちに正しい生き方とは何かを教えています。シルバーバーチの霊訓は、まさに高級霊界の叡智の結晶です。その真理に出会うまでの道のりは千差万別ですが、どのような場合においても霊界からの弛まない働きかけがあったのです。偶然に出会ったのではありません。その霊的真理に出会った地上人は、霊的真理を正しく理解し、日常生活で役立てていく努力を続けなければなりません。多くの地上の宗教が説いているような他力救済ではなく、それはどこまでも自分で自分を救う、自力救済の道なのです。私たちにとっては、とても厳しい霊的な歩みですが、それを実践する人々が増えることによって、地上世界は少しずつ良い方向へと変化し、悲劇が姿を消し、やがては霊的同胞世界が築かれていくことになるのです。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。


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