「10月の読書会を終えて」・・・霊的無知から霊的知へ・・・

私たちの住む惑星・地球を霊界から眺めると、さまざまな悲劇が存在しています。それらは、肉体次元の悲劇(戦争・貧困・飢餓など)、心の次元の悲劇(精神の堕落・心の危機など)、霊的次元の悲劇(間違った宗教による霊的弊害・霊的牢獄化など)、人間を取り巻く世界の悲劇(動物虐待・環境破壊など)、地球を取り巻く霊界の悲劇(霊的未熟者による霊界の悲劇・霊界下層の地獄化)などが存在し、挙げればきりがありません。まさに、地球は暗黒の世界となっているのです。その原因は、人類が霊的に無知な状態にあるためです。霊的無知の状態からの脱却ができなければ地上の悲劇は無くなることはありません。

高級霊界では、地上人類だけの力ではこれらの悲劇から逃れることはできないとの判断が下され、地上人類を霊的に救済するためにスピリチュアリズムが起こされました。1848年のフォックス家事件を皮切りに、空中浮遊、物体移動、物質化現象などの多くの物理的心霊現象について科学者たちが実験と検証を行いました。それによって霊魂説(死後は霊魂として存続する、霊魂の住む死後の世界がある、霊界から地上への働きかけができるなど)が証明されることになったのです。霊魂の存在を認めようとしない人たちに対して、コナン・ドイルは「これほどの心霊研究の報告書を読んで、なお猜疑心が消えないようでは、その人間の頭が少しおかしいのではなかろうか!(スピリチャリズム入門・70)」とまでも発言しています。

実は、スピリチュアリズムの初期の物理的心霊現象は、霊魂の存在を認識させるために敢えて霊界サイドが起こしたものだったのです。シルバーバーチは「大霊の子供たちが霊的なことからあまりにもかけ離れてしまったことにより、大霊の摂理を教えるためにラップなどの物理的心霊現象を用いなければならなかったことを残念に思います。(シルバーバーチの教え・新版・上・55)」と、語っています。霊界サイドでは、本当はインスピレーションや魂の琴線に触れさせるなどの、霊的感性に訴える方法を望んでいたのです。

霊魂説が科学的に立証されたことによって、霊界に存在する高級霊からの霊界通信によって霊的真理が届けられるという事実を否定することは、最早できなくなりました。物理的心霊現象を見せて霊魂の存在を納得させる時代、物理的心霊現象ばかりに心を奪われる時代は終焉を迎えることになりました。シルバーバーチの霊訓との出会いによって多くの人々が霊性に目覚める時代が到来したのです。一人ひとりの心の中に魂の革命が起こり、物的価値観が霊的価値観へと変化することによって、霊的無知の時代が終わり霊的知の時代が到来しつつあるのです。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

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