「地上の間違った宗教による悲劇」

死んだらどうなるのか、死後の世界は本当に存在するのか、人間とは何か、いかに生きるべきか、というような人々の疑問に対して、地上の宗教は正しい回答を示すことができませんでした。それは、霊的事実についての正しい理解がなかったためです。

シルバーバーチは『宗教的信条ないし教条は、地上界のいわゆる夾雑物の一つです。これは見方によっては疫病や伝染病よりも性質(たち)が悪く、身体的な病よりも危険です。なぜなら、それが「魂の病」を生み出しかねないからです。霊性が目隠しをされてしまうのです。(シルバーバーチは語る・p144)』と語っています。

自分が信じる宗教に真剣に取り組めば取り組むほど、教義を熱心に学べば学ぶほど、魂はその宗教の教義によって縛られることになります。その結果として、魂の自由を奪われ、霊的な牢獄の中に魂を閉じ込めてしまうことになってしまいます。そして、自分の信じる宗教を愛するあまり、他の宗教を忌み嫌い憎悪の感情さえ抱くようになり、宗教間の対立、民族間の対立、国家間の対立などを生み出し、宗教が戦争をも引き起こす元凶になってしまっているのです。さらに、死後の世界、霊界においても間違った宗教の教義によって、がんじがらめに縛り付けられた魂は、自分の死を受け入れることができず霊界の下層で地獄のような苦しみを味わうことになります。そして、霊界での新しい生活を始めることができない霊、地縛霊となってしまい、霊的事実を受け入れることができる状態になるまでには、永い永い時間を要することになるのです。

神を共通の霊的親とする地上人類は、霊的一大家族であり、霊的な絆によって結ばれています。この地球という惑星で、共に手を取り合って霊的に成長していく運命を担っています。霊的成長ができなければ、無駄な人生ということになってしまいます。霊的成長を促進するものは、善であり、停滞させるものは、悪です。霊的成長を阻害する地上の宗教は、悪であると言えます。地上の宗教は、何世紀にもわたって悲劇を生み続けてきたのです。

神は、私たちに理性を授けられました。その理性を最大限に活用しても納得できない地上の宗教は、潔く捨て去らなければなりません。真の宗教とは、神との霊的な絆をより強固にしてくれるものです。霊的な自由を獲得してはじめて神との霊的な絆を深めることができるのです。スピリチュアリズムに出会い、霊的真理によって魂の自由を獲得し霊的人生を歩み始める人々が増えていくことによって、地上の間違った宗教によって引き起こされてきた悲劇は少しずつ姿を消していくことになるのです。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。


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