12月の読書会から

 本年最後の読書会は、メンバーの各自がスピーチを行いました。
 以下は、私のスピーチです。

 幼い頃、時々、気がつくと一人ぼっちになっていることがありました。
人見知りで引っ込み思案のところや、周りの人たちに合わせるのが下手だったところもあって、うまく意思の伝達ができていなかったのかもしれません。
 そんな時、寂しさを感じながらも、小川でザリガニ釣りをしたり、野原で昆虫採集に熱中したり、庭で小さな蟻たちが一生懸命に働いている姿や、色とりどりの花々が美しく咲き誇っている様子を観たりして遊んでいました。するといつのまにか、自然とのふれあいの中で、明るさを取り戻し元気になっていました。
 
 父は20年前、母は10年前に他界しましたが、父の死後、ある霊能者の方から、「あなたのお父様は、成仏されておらず、火炎地獄のような所で、もがき苦しんでおられます。」と言われました。葬儀もちゃんと済ませ、お経も何度もあげて頂いたのに、それらはすべて無意味だったのだろうかと不安が募ったのを記憶しています。
 母は、霊感の強い人だったようで死の半年くらい前に、先に他界した父や肉親が、次々に枕元に現れたことや、死んでも修業があるらしいということも話していました。

 6年前の秋に「スピリチュアリズム」に出会い、霊的真理を知ってからは、死に対する疑問や恐怖心が消え去りました。他界した愛する人たちが、今も生きていることを知り、目を閉じてその人たちのことを想うと、近くに来て温かく私を包み込んでくれているようで、涙が溢れたのを覚えています。
 そして、大自然の営みの中にも、神のやさしさが満ち満ちていて、生命力が瀰漫していることも知ることができました。

 何よりも、「スピリチュアリズム」に出会って嬉しかったことは、これからの人生において、自分自身が何をしなければならないかという、はっきりとした目標を持てたことです。
 この地上で生きていくには、社会の一員としての責任もあります。その務めを果たしながら、物的なことに偏ることなく、霊的な世界との係りをより強いものにすることができ、この地上が少しでも住みやすいところになるように、霊界の方々とともに、「スピリチュアリズム」普及のために、一兵士として参戦することができることは、最高の幸せです。

「われわれは大いなる神の計画の中に組み込まれていること、一人ひとりが何らかの存在価値をもち、小さすぎて用のない者というのは一人もいないこと、忘れ去られたりすることは決してないことを忘れないようにしましょう。そういうことは断じてありません。宇宙の大霊の大事業に誰しも何らかの貢献ができるのです。(最高の福音・199)」という、シルバーバーチの言葉を胸に、病気で苦しんでいる人や愛する人を亡くした人や希望を失いかけている人などに、霊的真理をふまえた温かい言葉をかけてあげることができ、人のために役立つ人生を過ごしていけたらと思っています。(E・H)

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