「7月の読書会を終えて」・・「死後の世界の存在」・・

多くの人たちは、長い間、死を最大の恐怖として捉えてきました。死とは人生の終わりであり、無になることであり、愛する人たちとの永遠の別れであるとするような思いが、孤独感や恐怖心や絶望感を増幅させ、筆舌に尽くし難い悲しみを味わって来ました。また、地上の宗教も死についての正しい知識がなかったために、人々を死の恐怖から救い出すことができませんでした。スピリチュアリズムによって、死や死後の世界に対する正しい知識が地上人に示され、私たちは、それらについての霊的事実を学ぶことができます。

シルバーバーチは、「死ぬということは決して悲劇ではありません。・・死ぬということは、肉体という牢獄に閉じこめられていた霊が自由になることです。p212」と語っています。死とは、この世的な眼で見れば、肉体の消滅によって無になる時のように映りますが、霊的な次元においては、肉体と霊体の完全な分離が起こっている時なのです。私たちは、死後も霊体という身体で生き続けます。死とは、地上に誕生する以前に生活していた本来の住処(すみか)である霊界へ戻ることであり、肉体を脱ぎ捨て真実の自我である霊としての新しい生活へ踏み出す希望に燃えた時なのです。

生前に霊的知識があれば、自分の身に起こった現象、死んだという事実を、すぐに受け入れ霊界での喜びに浸ることができますが、現実には、自分の死を受け入れることができない霊が多く存在しています。それが霊界下層での悲劇ともなっているのです。
「人間にとって死は恐怖の最たるもののようです。が実は、人間は死んで初めて生きることになるのです。p211」と、シルバーバーチは語っていますが、その意味を死んでからではなく地上人生において知っておくことは、とても大切なことなのです。

私たちは、死とはどのようなことであり、死後の世界とはどのようなところであるかを、シルバーバーチに代表される高級霊からの霊界通信によって学ぶことができます。死とは、神の創られた摂理、自然法則の一つに過ぎません。死後にも生活があることを確信することができれば、死に対する恐怖心は消え去り、この地上人生をいかに生きるべきかということに対する正しい回答を導き出すことができます。霊的真理を手にすることができる私たちは、霊界人と同じような霊的視野を持ち霊中心の生き方を実践することによって、この地上にありながら霊界へと続く霊的成長の道を歩み始めることができるのです。(E・H)

(シルバーバーチの言葉は、「シルバーバーチは語る」より引用しています。)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

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