11月の読書会 (霊的人間観)

11月は「シルバーバーチの霊訓」によって明らかにされた「人間観」についての学習でした。
私たちは「シルバーバーチの霊訓」から、さまざまな霊的真理を学んでいますが、今回の学習内容は真理の中でも最も基本的ともいえる内容です。
人間とは何か?という人類がこれまで解き明かせなかった疑問にも、シルバーバーチは明確な答えを示してくれています。
シルバーバーチが明らかにした人間観を4つの内容にまとめて学びましたが、その中から人間の“本質”についての内容を中心に振り返りたいと思います。

シルバーバーチは次のように述べています。

「あなた方は本来が霊的存在であり、それが肉体という器官を通して自己を表現しているのだということです。霊的部分が本来のあなたなのです。霊が上であり身体は下です。霊が主人であり身体は召使なのです。(シルバーバーチの霊訓1・26)」

つまり人間の本質は「霊」であり、人間は霊的存在であるということなのです。そして、人間の構成要素の中で中心にあるのが「霊」で「肉体」はその付属物でしかありません。
それでは、「霊」とは何か?という疑問が湧いてきますが、それに対してシルバーバーチは「霊」とは神から付与された「分霊」(ミニチュアの神)であると言っています。その「分霊」こそが「霊」の正体であり、人間の本質なのです。

「あなたがたお一人お一人がミニチュアの神なのです。お一人お一人の中に神という完全性の火花、全生命のエッセンスである大霊の一部を宿しているということです。その火花を宿しているからこそ存在できているのです。(最高の福音・165)」

ひとたび神から分化した「霊(分霊)」はいつまでも消滅することなく、永遠に個別性をもつことになります。そして、永遠に霊的進化の道を歩み続けます。すべての人間が神から生まれた神の子供として、永久に続く進化の道を歩み、親である神に少しずつ近づいていくのです。
全人類は神の子供として、霊的絆で結ばれている「霊的一大家族」です。そのことを人類が認識しないかぎり、人種差別や民族差別などの地上のあらゆる差別問題がなくなることはありません。

「厄介なことに、人間の場合は、完全への道が限りなく続くのです。完全の域へ到達することができないのです。知識にも、叡智にも、理解力にも、真理にも、究極というものがないのです。精神と霊とが成長するにつれて能力が増します。今の段階では成就できないものも、そのうち成就できるようになります。はしご段を上がっていき、昨日は手が届かなかった段に上がってみると、その上にもう一つ上の段が見えます。それが無限に続くのです。これで完全という段階がこないのです。もしそういうことがあるとしたら、進化ということが無意味となります。(最高の福音・166)」

地上人が肉体を持って、地上生活という厳しい体験を積んでいるのは、霊的成長を達成するためです。
私たちは、死後にも永遠に続く進化の道のりを歩み始めたばかりなのです。地上生活は、永遠に向けての土台作り・基礎固めのようなものかもしれません。霊的成長のための大切な時を、今この地上で過ごしていることを、いつも忘れないようにしなければなりません。(K・H)

※人間観について、詳しくは、埼玉シルバーバーチの会(11月の読書会の感想)、及び、スピリチュアリズム普及会『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容2.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「人間観」をご覧ください。

※引用に当たっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

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