「死の自覚」について・・・

 霊的身体が肉体から抜け出し、すべてのシルバーコードが完全に切断されると、意識を失い、深い深い眠りに落ちていきます。そして、死の眠りから覚めた時、多くの霊は、自分の置かれている状況に少なからず困惑します。

 ホプキンス霊は、地上の霊媒を通じて、死の直後の状態について、
 『おそらく私は脳溢血か心臓マヒで死んだのだと思います。とにかく私は死にました。(中略)私には何がなんだか分かりませんでした。頭がとても混乱しました。私は自分の体をゆすって目を覚まそうとしました。「これは不思議なことだ。自分は夢を見ているに違いない」と思いました。私は自分が死んだなどとは思いもよりませんでした。(500に及ぶあの世からの現地報告・68)』と伝えてきています。

 死の眠りから目覚めた時、死者は、自分によく似た人物が横たわっていて、家族が嘆き悲しんでいる姿や自分の葬儀を見たりすることもあります。そして、自分が今なお、以前と変わらず元気でいることを分かってもらおうと、遺族に話しかけたり、その体に触れてみたりしてみても、何の反応も示してくれないことに動揺することになります。

 目覚めの直後は、夢の中でさ迷い続け、夢から覚めないような状態です。
 この世からあの世への移行は、あまりにも自然に行われるため、自分が死んだということにすぐに気づかない霊が多いのです。特に、死についての誤った宗教の教えを信じきっている霊や、戦争や事故や自殺などによる突然の死をむかえた霊は、自分が死んだという自覚を持つまでに、かなりの永い期間を要することになります。

 シルバーバーチは、死後の生命を信じず、死ねばお終いと思っている人について、
 「死のうにも死ねないのですから、結局は目覚めてからその事実に直面するほかはありません。目覚めるまでにどの程度の時間が掛かるかは、魂の進化の程度によって違います。即ち霊性がどれほど発達しているか、新しい環境にどこまで順応できるかに掛かっています。(シルバーバーチは語る・218)」と語っています。

 死とは何か、ということを生前に知っておくことは、とても重要なことです。
 死後の異変に気づけば、死後の目覚めが速やかに行われ、守護霊などの導きもあって、霊界での環境にすぐに順応し、新たな生活が始まることになります。
 死者が死後のことについて何も知らずに他界した場合、遺された人たちは、死者に対して霊的事実を話し、霊界での生活に早く慣れるようにと祈念してあげることが何よりも大切なことなのです。(E.H)

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