「10月の読書会を終えて」・・「人間とは何か」・・そのⅡ・・霊として生きる・・

肉体に覆われている私たちは、鏡に映っている自分自身がすべてであると思っています。しかし、目には見えなくてもその奥には霊魂が存在しています。霊の心や霊は、目には見えないため、人間の本質が霊であることになかなか確信が持てないのです。

シルバーバーチは「自分が本来は霊的な存在であり、物的身体は自分ではないことに気づかないかぎり、その人は実在に対してまったく無関心のまま地上生活を送っていることになります。(霊的新時代の到来・158)」と語っています。

私自身もスピリチュアリズムに出会うまでは、死後の世界に対する疑念やこの地上世界を生きていくことの本当の意味を見出すことができずに、将来に対して、あれやこれやと心配の念を募らせていた時期もありました。人間の身体に関する霊的事実を知り、自分自身の本質が霊であることに確信を持てたその時から、新しい人生がスタートしました。

内なる神・分霊の存在を強く意識することができるようになれば、地上人生の真の目的がはっきりと理解できるようになります。そして、霊的な資質を高めていこうとすることを何よりも優先するような生き方を心掛けるようになります。

自分自身が霊的存在であるからこそ、地上生活は死をもって終わりません。肉体や肉体本能は消滅しますが、死後もなお、霊の心をもった霊として生き続けます。神は私たちに分霊をお授けになりました。そして、個別霊として永遠に進化していかなければならない存在とされたのです。すべての人間が、そのような宿命のもとに生を受けているのです。

私たちは、霊であるからこそ、物的身体を動かし、思考しているのです。霊であるからこそ、高遠の世界の霊からの援助やインスピレーションを受け取ることができるのです。霊であるからこそ、同じ霊である地上の人類、霊的兄弟姉妹に霊的エネルギーを注ぐことができるのです。そして、霊であるからこそ、永遠に生き続けるのです。

真実の自我は霊であるということ、物的身体の深奥には神から授かった神性を宿していること、それらのことをもう一度思い起こし、霊として生きることを心に強くきざみ、この地上人生を有意義なものにできるように努力していきたいと思います。(E・H)

* なお、引用にあたってはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています

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