新しい年、2017年がスタートしました

あらゆる分野において霊界からの働きかけを感じ取ることができた昨年でした。今年も地上界には混乱や破壊が起こっているように私たちの目には映ることが多いと思いますが、混乱や破壊も進歩のための一過程として霊的視野で捉えていかなければなりません。
自分自身に今できる最大限のことを実践して、今年を実り多い一年にしたいと思います。

以下は、2016年12月、読書会での私のスピーチです。

『・・「過去から、未来へと続く地上人生」・・

私たちは、この地球という惑星を霊性を高める場所として選択し、誕生しました。前世において何が足りなかったのか、どのような地上生活を行なうべきなのか、ということについて、霊的自我には、ちゃんと分かっているのでしょうが、過去の様々な経験を通して推測しても、おぼろげには感じ取ることはできても、確信することはできません。
宇宙で2番目に霊性の低いこの地球で生活しているということは、霊的に見たとき、最下層に近い存在と言えます。この惑星で何らかの経験を積み、もがき、苦しみ、その経験によって自分自身を霊的に成長させていかなければならないことを意味しています。

この地球では、霊性の異なる人間が同一の場所で生活していますから、当然の結果として摩擦や諍いや困難が待ち受けています。今まで幾度となく、困難や苦労に押しつぶされそうになりました。しかし、絶望するようなことはありませんでした。それは、守護霊の愛によって包まれていたためだと思います。そのことに心より感謝しています。
そして、幸運にも守護霊の温かい導きによって霊的真理に出会えたことを、何よりも嬉しく思っています。霊的真理に出会ったことによって自分自身の本質は何かということを知り、どのように生きるべきかということを学ぶことできました。そして、微力ながらも霊的真理の普及活動に貢献していこうとすることが、生活の一部になっていて、何よりの励みになっています。 

毎月、読書会に参加させていただき、こうして霊的真理を学ばせていただくことによって、霊的な知識の理解が次第に深まっています。この場は、世俗から離れた聖別された特別な空間です。この部屋に居るとき、霊界の方々との距離が一段と近くなり、霊力の存在を感じます。そして、霊界との絆が、回を重ねる度により強くなっていることを実感します。霊的な親である神の存在を感じ、自分自身が霊的な存在であることを強く意識できる特別なひと時です。
主宰の方の声の響きが霊界からの声の響きに同調するように聞こえてきて、次々に新しい霊的真理が心の中へと浸透してきます。参加されている方々と霊界の方々との気持ちが一つになって、同じ目的に向かって前進しているのだという意識が強められていきます。霊界と地上界との調和、協調が一段と強化され、多くの霊界の方々と共に歩んでいることを、ますます強く感じ取ることができます。

霊的真理はシンプルですが奥深いものです。霊的真理を学べば学ぶほど、自分の気づかなかった別の一面を発見し驚かされることが、しばしばです。学んでも学んでも、またその先に学ぶべき真理があることを悟る毎日です。

霊的真理を知った者は、実生活において霊的真理を活用できるようになることが、大切な目標ですが、霊的真理の実践ほど難しいことはありません。仕事において、奉仕的な営みにおいて、家庭内においても、霊的真理が基盤となって、意識する意識しないに関係なく、それを役立てていかなければなりません。
愛する家族や身内に対しては、勿論のことですが、どのような人に対しても、優しく穏やかな気持ちで接することができなければなりません。また、慰めの言葉も単なる同情の言葉ではなく、真理に沿った言葉を掛けてあげることができるようにならなければなりません。しかし、とっさには言葉が見つからないことがよくあって、いつも反省させられます。時には自分の無力さにうんざりさせられることもあります。
しかし、10数年前、霊的真理を知らなかった時に比べれば、今は何倍も恵まれているのですから、自分自身を高めようとする強い意志を持ってこれからも努力していきたいと思っています。

地上世界は、私たちが霊的に成長するために神が創造された訓練所です。当然、様々な困難が起こってきます。挫けず、それらを乗り超えていくことによって、魂が強化され人間性が磨かれていきます。そして、一つひとつ不完全が取り除かれ、完全に向けて少しずつ霊的に成長していくことができるのです。

シルバーバーチは「世間でいう“成功者”になるかならないかは、どうでもよいことです。この世的な成功によって手に入れたものは、そのうちあっさりと価値を失ってしまいます。大切なのは、自分の霊性の最高のものに対して誠実であること、自分でこれこそ真実であると信じるものに目をつぶることなく、ほんとうの自分自身に忠実であること、良心の命令に素直にしたがえることです。(最高の福音・107)」と語っています。

私たちは、目に見えるものと目には見えないものの狭間で生きています。物質的なものを追い求めるのではなく、死後にも永遠に自分の宝となるもの、霊的に価値あるものを追い求めなければなりません。物質の世界に生きてはいますが、良心の声に従って、物に流されない生き方を目標に努力していかなければなりません。目には見えないものに本質があり、真の価値があることを忘れないようにしなければなりません。

神の大いなる計画は、変更も廃止もなく進められています。霊的真理の光はますます輝きを増して光続けています。霊界の道具になった私たちは、信じる道を突き進まなければなりません。霊にかかわることは、一朝一夕には成り立ちません。永続性を必要とします。挫けそうになった時には、背後に控える高級霊団の無償の愛があること、自分自身は神の分霊を宿していること、この地上には克服できない障害や困難は無いこと、それらのことを心の支えとして、この地上界における一兵士として、神の光を見失うことなく、根気強く前進していきたいと思います。(E・H)』     

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。
プロフィール

E.H

Author:E.H

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ