「9月の読書会を終えて」・・「人間とは何か」・・真実の自我とは・・


私たち地上人は、自分自身のことについて多くを知りません。自分の身体についても正しい知識を持っていません。「人間は物的身体と霊的身体、そして両者を結びつける生命の糸(シルバーコード)という三つの要素から成り立っています。下・76」と、シルバーバーチは語っていますが、肉体に重なるようにもう一つの身体である霊体があることを知っている人は、ほんのわずかです。

私自身も、スピリチュアリズムに出会うまでは、人間はどのような存在なのかということについての確信はありませんでした。本当に肉体と心だけの存在なのだろうかと疑問を抱いたこともありました。スピリチュアリズムに出会ってから、人間の身体についての霊的事実を知った時の衝撃は、今までに感じたことない強烈なものでした。

人間の身体は、霊的なものと物質的なものの二重構造ですが、心もまた霊の心と肉の心(本能)の二つの次元の異なるものによって形成されています。私たちはその二つの心から送られてくる意識を日常の意識としてとらえています。死んでも地上生活と同じように思考能力が存在するのは霊の心によるものです。

「大霊はあなた方の内部に存在しています。上・89」「生命はすべて永遠です。なぜなら生命とはすなわち大霊のことであり、大霊は永遠の存在だからです。上・196」というシルバーバーチの言葉によって、私自身の真実の自我は目覚めたのです。真実の自我とは、神の一部、霊的な親である神から頂いた最高の贈り物、それが私たちの内奥にある霊です。私たち人間の最も崇高な部分が霊なのです。最高次元に心を高めたとき、神の愛を感じ取ることができます。それは、自分自身の中にある神の分霊が、霊的な親である神・大霊と感応した瞬間です。

日常生活で物質の世界に浸っているとき、本能的な心だけしか感じ取ることができません。意識を高める努力、高次元の霊からの波長を受け取ろうとする努力、物的な波長をこえて霊的な波長を感じ取ろうとする努力によって心が高められていきます。心の状態が最高度に高められたとき、霊の心を感じ取ることができます。霊の心は潜在的なものですから、私たちが最高度に魂を高めた次元においてのみ、感じ取れるものなのです。
真実の自我が霊であることに確信を持てたその時から、私は、霊性進化の遠い遠い道のりの第一歩を踏み出すことになったのです。(E・H)
(シルバーバーチの言葉は、「シルバーバーチの教え・上・下」より引用しています)

* なお、引用にあたってはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。
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