「真の反戦運動とは」・・そのⅡ・・霊的同胞意識の確立へ・・

地上を覆っている物質中心主義と利己主義、この2つのガンを取り除かないかぎり、地上から戦争はなくなりません。真の平和が、訪れることはありません。私たち地上人は、どのようにしたら、真の平和を勝ち取ることができるのでしょうか。

肉眼(物質的な眼)には、物質的な違いだけが映ります。肌の色・民族・国家など、外見的なものだけが映り、それだけで判断してしまいがちです。その結果として、いろいろな差別を生み出し、争いの原因を作り出してしまっています。私たちは、地球上に境界をつくり、貧富の差をつくり、肌の色だけで差別をします。地球はもともと神のものです。私たちの住んでいる場所は、この地上で生活している束の間の仮の住処(すみか)であって私たち自身の所有物ではありません。

地上人類はすべてが、神の子供です。肌の色は、黒色や赤色や黄色や白色と違っていても、魂はどの民族も同じものです。魂そのものに優劣はありません。それぞれの民族が、独自の特性を備え、それぞれが違った長所を持っているのです。それらがブレンドされて地上人類は、進化向上していくように、神は計画されたのです。必要の無い民族はいません。民族間で憎みあい、奪い合い、争うのではなく、お互いが睦みあい、共に必要としているパートナーであることを認識することから、進化向上への第一歩が始まるのです。
霊的な親である神は、子供たちが何かにつけて差別をすることを、争って物を奪い合うことを、利己的な理由で殺し合うことを喜ばれるはずがありません。

「民族や国家間の対立をなくし、地上人類のすべてが大霊の子供であるとの認識を持つことです。p57・下」「国家とか民族とかで差別してはいけません。いずれの国家も民族も、大霊の一部なのです。大霊の目から見れば皆、大霊の子供であり、兄弟姉妹なのです。p59・下」と語るシルバーバーチの教えを、私たちは深く心にとどめなければなりません。

地上人類がひとり残らず霊的家族であり、同胞愛こそがこの地上から戦争をなくす唯一の方法であることを理解し、霊的同胞世界の実現へむけて努力していかなければなりません。
一人ひとりの力がどんなに微弱なものであっても、それらが集まれば大きな力となって、世の中を良い方向へと導いていきます。霊的真理を実践する人たちが一人また一人と増えていくことによって、地上の戦争は姿を消し、調和と平和が訪れることになります。
地上人類が皆、霊的兄弟姉妹であることを認識し、霊的同胞意識を確立することから、真の反戦運動が、産声を上げることになるのです。(E・H)

(シルバーバーチの言葉は、「シルバーバーチの教え・下」から引用しています)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。
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