「6月の読書会を終えて」・・霊界の宗教と地上の宗教・・そのⅤ・・イエスの愛・・

イエスは2000年前に、地上でなすべき使命を果たしましたが、それで使命のすべてが終わったわけではありません。霊的無知な状態に陥っている地上人類を救済するために、イエスは高級霊団と共に、今この時も霊界から働きかけています。霊力の流入は過去のものではなく、今もなお注がれ続けているのです。

地上人類は、ただ古くから存在しているという理由だけで、古い神話や伝説を大切にし過ぎてきました。教義や儀式などの形式ばかりにとらわれて、それらを重要視し過ぎたために、最も大切である霊の力を活用することができませんでした。自分自身の本質を見失い、人間の最も高次元の部分である霊に蓋(ふた)をすることになってしまいました。そのことが、地上世界から今もなお、悲劇が消え去ることのない大きな原因となっているのです。

地上人類は、自らの力で現在の窮地から抜け出さなければなりません。まず、自分の本質が霊であるということを理解し、霊性を高めるためには、日常生活をどのように生きるべきかを学ばなければなりません。そのためには、高級霊界からのメッセージが必要なのです。高級霊界のイエスから届けられたメッセージは、理性に反することのない、知性を侮辱することのないメッセージです。それらを自分のものとして日常生活に役立てていかなければなりません。宗教的な生き方とは、霊的真理を土台とした生き方のことなのです。

霊界では、神についての正しい理解のもとに、神の摂理に沿った生活が行われています。どのように生きたらよいのか、ということに疑問を抱く霊はいないのです。地上世界には、神や神の摂理に対する正しい理解が、今までずっとありませんでした。霊的真理を正しく理解し、実践していれば、地上世界の様々な悲劇は、姿を消していたことでしょう。

「地上人がナザレのイエスを本当に見習うようになったとき、新たな人類の歴史が始まることになります。(シルバーバーチの教え・上・136)」と、シルバーバーチは語っています。イエスの愛は、霊的真理の中に、閉じ込められています。その扉を開き霊的真理に触れることは、イエスの言葉を聞いていることであり、その言葉を伝えることは、イエスの愛を伝えることに他なりません。イエスは、決して私たちを見捨てることはありません。私たち地上人の方から、一歩近づく努力をすれば、愛のマントで庇護してくれます。
どのような時でもイエスの導きがあることを心に刻み、ひとりでも多くの人にイエスの愛を伝えることができるように、日々自分自身を高めていきたいと思います。(E・H)

* なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。
プロフィール

E.H

Author:E.H

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ