「6月の読書会を終えて」・・「果てしなく続く霊的成長の道」・・

神は、私たちを永遠に生きる存在として、そして永遠の霊的成長を続けて行く存在として創造されました。霊としての個別性を有するようになった私たちは、神から授かった神聖なる霊性を進化向上させて行かなければなりません。永遠に続く霊的生命からすれば、ほんの一瞬とも言える地上人生ですが、とても大切な意味を持っている地上人生なのです。 

この地球は無数に存在する宇宙の天体の中で、下から2番目に霊性の低い天体です。利己主義と物質中心主義が霊的な光を遮断し、暗黒の地上世界となっています。霊界での生活とは違って、霊性のレベルの異なる人たちと生活を共にして行かなければなりません。そこには、当然の結果として様々な苦しみや困難が待ち構えています。「霊性というものは苦悶と病苦と悲哀の体験を通して初めて覚醒するものです。p206」と、シルバーバーチは語っていますが、肉体の奥に閉じ込められた霊性の種子が芽を出すためには、厳しく辛い体験が引き金となることがほとんどです。

日々の生活の難問に右往左往している時には、自分の本質は何かと言うことを忘れてしまっています。これまでの自分が歩んで来た道を振り返る時、自分自身がどのような人間であり、これから何を為さなければならないかが、ある程度は推測できます。人生における体験の多くは再生に先立って自分自身が選択したことなのですが、意識としては明確に感じ取ることはできません。しかし、今の地上での体験は、どのようなものでも自分自身の霊的成長のために必要な体験なのです。
シルバーバーチは、「地上界にせよ霊界にせよ、魂はありとあらゆる体験を積まねばならないようになっているのです。いかなる体験にも必ず学ぶべきものがあります。世俗の酸いも甘いも噛み分け本当の自我を確立して初めて、魂の奥の間に入ることを許されるのです。p207」と語っています。

苦しみに挫けそうになった時、人生に疲れ果て生きる気力を失いそうになった時、私たちは高級霊界から届けられた霊的真理の光に触れることができます。それによって、生気を取り戻し生きる勇気を授かることができます。失敗を繰り返しながらも、私たちは少しずつ霊的成長を達成していきます。それは何千年、何万年、何億年も果てしなく続く霊的成長の道なのです。神は私たちを子供として永遠に愛してくださっています。その絆は永遠に切れる事はありません。神の子供として神の霊の一部を付与され、永遠に続く霊性進化の道を与えてくださった神に対して、崇敬と敬愛と感謝の念を改めて抱いています。(E・H)

 (シルバーバーチの言葉は、「シルバーバーチは語る」より引用しています。)

 * なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。
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