6月の読書会 摂理と霊的成長と幸福の関係 (in 埼玉)

今回は「シルバーバーチは語る 5章 絶対的摂理の存在」から学びました。
私たちが毎月シルバーバーチ読書会に参加する理由は、霊的真理をより深く理解して、それを日常生活の中で実践していくためです。
霊的真理が地上人類を救済するために届けられたこと、そして霊界から与えられた知識を実行していくことが、ゆくゆくは人類全体の救いにつながることを信じているからです。

シルバーバーチがもたらした霊的真理の中に“神の摂理”があります。
摂理とは霊界を含めた宇宙全体を支配している法則のことですが、私たち人間も例外なくその法則によって支配されています。
今回の読書会では“神の摂理”と“霊的成長”と“幸福”には密接な関係があるということを学びました。

まず“幸福”とはどういう状態のことを言うのでしょうか。お金持ちであることでしょうか、グルメを満喫することや海外旅行に行くことでしょうか。私も美味しいものを食べたり、休日を家族と共に過ごすことに幸せを感じます。しかしそれは地上的で束の間の幸せでしかありません。人間が、本当に心が満たされた、幸せだと感じるのは“霊的成長”をしている時なのです。
人間は霊的存在であり、霊的成長は人間が地上で生活する大きな目的です。霊的真理を知らない地上人は地上の生活がすべてだと思っており、霊的成長など意識することはありませんが、たとえ、意識的に思い出すことはなくても、“霊”としてはそれを強く望んでいます。神は私たちを霊的に向上していく存在として創られました。霊的成長を望むことは霊としての本性であり、霊的に向上していくことに真の幸福を感じ、心が満たされるのです。そしてすべての地上人が死後も永遠に霊的成長の道を歩むことになります。地上的な幸福は一時のものですが、霊的な幸福には永遠の価値があるのです。

霊的成長は霊主肉従の生き方や利他的な行為などによってもたらされます。つまり、霊的成長をするためには“神の摂理”と一致した生き方をしなければならないのです。私たちが摂理と一致したとき、霊的成長と幸福がもたらされ、逆に、摂理と一致しなければ、霊的成長が阻害され苦しむことになります。摂理と一致することが人間が幸せになるための唯一の道なのです。
また私たちは霊的真理によって、すべての地上人が神を親とする、霊的な家族関係にあるということも知りました。自分だけが幸せになって他の家族が不幸でいることを平気に思えるはずがありません。幸せになる方法(霊的真理)を知った人がそれを次の人に伝えていくことが求められます。
すべての地上人が霊的成長しながら暮らせる世界、それがまさに地上天国なのだと思います。

こうしたことからも、霊的真理を知り、実践していくことが人間にとっていかに重要なことであるか、そして人類を真に幸福へと導いてくれるものであることがわかります。
神は私たち人間を永遠に霊的成長し続ける存在として創られました。「霊的成長=幸福」を考えたとき、それは神が私たち人間が永遠に幸福でいることを可能にしてくれていることを意味しているのではないでしょうか。“神の摂理”は子供である私たちに永遠に幸福でいてほしい、という親の願いと愛があるからこそ存在するのです。(K.H)

4月、5月の読書会 (in埼玉)

4月と5月の2回にわたって「シルバーバーチは語る 4章 明日の世界」を学びました。

この章ではタイトルのとおり、シルバーバーチが未来の地上の姿を明かしています。現在の物質中心の地上界からは想像できないような、霊中心の世界が必ず到来することをシルバーバーチは教えてくれています。数百年、数千年後の地上には大霊の意思に適った霊的同胞世界が広がっているのです。
しかし、その地上天国は霊的真理を手にした一人ひとりの人間の努力によって少しずつ実現されていくということも事実です。霊的真理を知った者が真理を実践し、霊界と地上界との連帯によって地上天国へ一歩一歩近づいていくのです。
このことを、真理を知った者として重く受け止めなくてはいけないと思います。日常生活の中ではつい忘れがちなことですが、真理の普及こそが人生の目的であり、スピリチュアリストは霊界の道具であるということをいつも意識していなければいけません。現在の世の中の動きを見ていると、人々を不安にさせるような出来事が頻発しています。しかし、ずっと先の未来では地上世界は必ず良くなっていくという未来像を知った者として、これからも信念と希望をもって邁進していきたいと思います。

「ご存知のように私たちはただお役に立てば、それだけで満足なのです。無償の献身を通してのみ、地球人類は救われるのです。サービスです。(P.71)」

「地上界の皆さんと霊界の私たちの連帯によって、今こそ地球人類が必要としているものをお届けしてまいります。あなた方はすでに知識をお持ちです。霊的真理を手にされています。そして、そうした霊的知識には、それをさらに価値あることのために使用する義務が伴うことを忘れないでください。(P.72)」  (K.H)

※引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

12月の読書会

今月の読書会では、「最高の福音5章・6章」から、シルバーバーチからの励ましの言葉を読みました。その中から特に心に響いた言葉を取り上げてみました。

「為さねばならないことが山ほどあります。それを成就するためには、皆さんがた人間側の堅固な忠誠心による援護がぜひとも欲しいのです。比較的永い年月にわたる経験をもつこのわたしでさえ、克服に手こずる障害が沢山あります。それを乗り越えるには、皆さんがたが忠実であってくださること、信念を崩さないでいてくださること、そして何よりも、恐れることを知らない気魄(きはく)を持ち続けてくださることが不可欠なのです。心配・迷い・不安、こうした弱味が心に根を張るのを許してはなりません。(P.148)」

地上人の力だけでは解決できない問題が山積しているのが地上の現状です。スピリチュアリズム運動の主導は霊界ですが、地上に真理を普及させるためには、地上人が霊界の道具として働くことが不可欠なのです。困難を前にするとつい弱気になってしまいますが、そんな時こそ霊界の導きを信じて乗り越えていく、たくましい霊界の道具になりたい、と勇気が湧いてくる言葉です。

「今日まであなたを導いてきた力(背後霊)を確信することです。そうすれば、その力の方からあなたを見捨てることはありません。あなたは大変な愛によって包まれております。その愛の力は絶対にあなたを見捨てません。あなたに託されている責務を忠実に果たしているかぎり、その愛の力から見放されることはありません。(P.183)」

霊界人はこれまでもずっと私たちを導いてくれていました。彼らの導きがあったからこそ、スピリチュアリズムとの出会いを果たすことができたのです。霊界の人々の想いに応えるためにも、真理を実践して、彼らとの絆をより強くしたいと思います。

「わたしたちの心にあるものは、嘆き悲しんでいる人々、疑念と恐怖にさいなまれている人々のことばかりです。そういう人たちの人生に少しでも安らぎを与えてあげるものをお届けしないことには、わたしたちの心も安まらないのです。(P.184)」

この言葉に霊界人の深い愛を感じます。彼らの持つ利他愛と犠牲的精神は私の目標です。霊界の人々と心を合わせ、霊界の道具として共に真理普及に貢献できるようになりたいと思います。

今年一年、埼玉シルバーバーチの会の読書会に参加させていただき、真理の素晴らしさと重要性を身にしみて感じました。一人でも多くの人に真理を伝えていくことがスピリチュアリストの使命なのだということを実感しました。来年はさらなる真理実践の年にしたいと決意しています。  (K・H)

※引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

11月の読書会 (霊的人間観)

11月は「シルバーバーチの霊訓」によって明らかにされた「人間観」についての学習でした。
私たちは「シルバーバーチの霊訓」から、さまざまな霊的真理を学んでいますが、今回の学習内容は真理の中でも最も基本的ともいえる内容です。
人間とは何か?という人類がこれまで解き明かせなかった疑問にも、シルバーバーチは明確な答えを示してくれています。
シルバーバーチが明らかにした人間観を4つの内容にまとめて学びましたが、その中から人間の“本質”についての内容を中心に振り返りたいと思います。

シルバーバーチは次のように述べています。

「あなた方は本来が霊的存在であり、それが肉体という器官を通して自己を表現しているのだということです。霊的部分が本来のあなたなのです。霊が上であり身体は下です。霊が主人であり身体は召使なのです。(シルバーバーチの霊訓1・26)」

つまり人間の本質は「霊」であり、人間は霊的存在であるということなのです。そして、人間の構成要素の中で中心にあるのが「霊」で「肉体」はその付属物でしかありません。
それでは、「霊」とは何か?という疑問が湧いてきますが、それに対してシルバーバーチは「霊」とは神から付与された「分霊」(ミニチュアの神)であると言っています。その「分霊」こそが「霊」の正体であり、人間の本質なのです。

「あなたがたお一人お一人がミニチュアの神なのです。お一人お一人の中に神という完全性の火花、全生命のエッセンスである大霊の一部を宿しているということです。その火花を宿しているからこそ存在できているのです。(最高の福音・165)」

ひとたび神から分化した「霊(分霊)」はいつまでも消滅することなく、永遠に個別性をもつことになります。そして、永遠に霊的進化の道を歩み続けます。すべての人間が神から生まれた神の子供として、永久に続く進化の道を歩み、親である神に少しずつ近づいていくのです。
全人類は神の子供として、霊的絆で結ばれている「霊的一大家族」です。そのことを人類が認識しないかぎり、人種差別や民族差別などの地上のあらゆる差別問題がなくなることはありません。

「厄介なことに、人間の場合は、完全への道が限りなく続くのです。完全の域へ到達することができないのです。知識にも、叡智にも、理解力にも、真理にも、究極というものがないのです。精神と霊とが成長するにつれて能力が増します。今の段階では成就できないものも、そのうち成就できるようになります。はしご段を上がっていき、昨日は手が届かなかった段に上がってみると、その上にもう一つ上の段が見えます。それが無限に続くのです。これで完全という段階がこないのです。もしそういうことがあるとしたら、進化ということが無意味となります。(最高の福音・166)」

地上人が肉体を持って、地上生活という厳しい体験を積んでいるのは、霊的成長を達成するためです。
私たちは、死後にも永遠に続く進化の道のりを歩み始めたばかりなのです。地上生活は、永遠に向けての土台作り・基礎固めのようなものかもしれません。霊的成長のための大切な時を、今この地上で過ごしていることを、いつも忘れないようにしなければなりません。(K・H)

※人間観について、詳しくは、埼玉シルバーバーチの会(11月の読書会の感想)、及び、スピリチュアリズム普及会『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容2.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「人間観」をご覧ください。

※引用に当たっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

10月の読書会 (スピリチュアリズムの神認識)

私たちはスピリチュアリズムの霊的真理によって正しい神観を知り、正しい神の姿を理解することができました。
しかし、理性を通して理解できる神の姿は、神のほんの一部分でしかなく、そこには神への実感がともないません。理性だけを頼りに、神の姿を認識しようとしても、限界があることがわかります。
どうすればもっと身近に神の存在を実感することができるのでしょうか?
今月の読書会では、スピリチュアリズムの“神認識”について学びました。

霊界の人々は、地上人とは比較にならないほど強く神を実感しています。
神を認識するためには“霊的直感力”を発揮しなければならないのですが、これは霊体に備わっている能力の一つです。
肉体をもたない霊界人は、神を身近にそして実感的に認識しています。そのため、彼らの神についての見解は一致するようになっています。
霊的真理によってもたらされた神観は、霊界人たちに共通して認識されている神観なのです。

一方、地上人には肉体があり、霊的な直感力が鈍っているため実感的に神を認識できません。 これまでの地上の神観が事実と大きく異なってきたのは、地上人が霊界人のように神を実感できないためです。
しかし、私たち地上人も、霊的エネルギーを多く取り入れたときに、より“霊的直感力”を発揮しやすくなります。そのための効果的な方法が「瞑想・祈り」です。
 
「そのための条件として、物的感覚を鎮静させること(精神統一)ができるようにならないといけません。世間の雑音、不協和音、いがみ合い等は、きれいさっぱりと忘れ去らないといけません。内面を穏やかに保ち、あたりを包んでいる崇高な根元的エネルギーに魂をゆだねるコツを身につけないといけません。その段階で内部から湧き出る静寂の醍醐味―――それが生命現象の背後の霊力と一体となった時の実感です。(最高の福音P.145)」

霊主肉従の状態にあり、深い祈りができるようになると、神と一つになるような心霊体験が可能になるといいます。
とは言っても、地上人が神を実感できるのはまれで、地上人が神を理解するためには、霊的真理を通じた正しい神の姿を理解する努力も必要になるのです。
また、祈りに際しても正しい神の姿をイメージできることが重要です。事実とは異なる姿の神をイメージして祈っても、その祈りは無意味なものになってしまいます。

今回の学習の中でもう一つ学んだことは、自然界の法則の中にも神を認識できるということです。
神が造られた「摂理」は地上人にとって唯一、理性によって神の性質・内容を直接的に確かめることができるものです。大自然の中に表れている神の摂理への理解が、神への認識を深めてくれます。
霊的に未熟な地上人が神を実感するためには、霊的真理を通じた理性的な理解と「瞑想・祈り」を通して霊的エネルギーを取り入れることが必要なのです。
そうした努力の中で得られる神への実感が、信仰心をより高め、摂理に沿った生き方を可能にしてくれるのだと思います。(K・H)

※引用に当たっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。
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