FC2ブログ

「令和2年2月の読書会を終えて」・・「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」・・「霊的無知」が生み出す地上の悲劇・・

地上人類は、霊的無知であったために多くの悲劇を生み出し続けてきました。
戦争について、シルバーバーチは、「なぜ人間は戦争をするのでしょうか。・・・その最大の原因は、人間が物質によって霊眼が曇らされ、五感という限られた感覚でしか物事を見ることができないために、万物の背後にすべてを一つに結びつけている大霊が存在していることが理解できないからです。人間は何かにつけて“差別”をしようとするため、そこから混乱が生じ、悲劇が生まれ、そして破壊へと向かうことになるのです。(シルバーバーチの教え・上・31~32)」と語っています。

現代社会は、白人至上主義であり経済成長至上主義の世界です。多くの人種差別が起こっています。白色人種には白色人種の、黄色人種には黄色人種の、黒色人種には黒色人種の他の人種にはない良い素質があるのですが、肌の色だけを見て、ただ肌の色が違っているということだけで偏見や差別が生まれています。自国だけを優先する考えや自国の経済成長だけを望む考えが排他的な考えをますます助長し、紛争や戦争が後を絶ちません。現代社会は、まさに弱いものから奪い取って強いものが富む世界、弱肉強食の世界、利己主義が蔓延する世界となっているのです。

すべての人類が霊的な親である神から共通の霊的資質を授かっているのですが、物質の奥にあるものを見ようとせず、物質の目だけで物事を見てしまえば、誤った判断を下すことになってしまいます。真の平和は、神の摂理、霊的真理を適用することによってのみもたらされることになるのです。私たち地上人類は、霊的に目覚めなければなりません。そのためには、高級霊界から指し示された霊的真理を受け入れなければならないのです。地上人類にとって最も必要なものは、霊的真理を正しく理解することなのです。

地上人類を救済しようとする霊界の計画は、170年以上も前から始まっています。その計画は、これからも中止されることも変更されることもなく続けられていきます。地上人類を霊的に救済したいという高級霊の利他愛は、変わることがありません。高級霊の霊眼には、地上のすべての人種が差別なく混じり合うようになっていく未来の姿が映っています。地上世界の混乱や悲劇を無くすために、私たち一人ひとりが、高い視点に立って、大きな視野で、利他愛で満たされた明るい地上世界、霊的同胞世界の到来のために、霊的真理を実践していかなければならないのです。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

「スピリチュアリズムの霊的世界観」・・「人間以外の霊的存在者<2>―妖精について」・・

シルバーバーチは二人の子供たち、ルースとポールに「今日は二人のために本物の妖精を何人か連れてきました。今夜は二人が寝ている間ずっと、その妖精たちが見守ることになっています。今夜はあなた方にもその姿が見えるようにしてあげましょう。絵本に描かれている妖精ではありません。妖精の国からやって来た本物の妖精です。(シルバーバーチの教え・下・147)」と語っています。妖精は、おとぎ話やファンタジーの世界だけの話ではなく現実に存在しているのです。

妖精は、幽界の下層に無数に存在し、雲海のように幽界下層全体を包み込んでいます。そして、エネルギーの靄(もや)あるいは無数の光の点のような状態で存在しています。そのため認識されることが少ないのですが、地上人のエクトプラズムを引き寄せて物質化した時には、心清らかな地上人、特に子供に目撃されることもあります。

妖精には、天使(下級天使)が使命を果たすために作り出す分身であり自然界のあらゆる所で群れを成して活動し、その仕事が終わると消滅してしまう想念霊と本当の妖精である原始霊の2つのタイプがあります。原始霊は、天使と同じように霊界で誕生し、神によって分霊を与えられた個別霊であり、かなりの知性を備えているものもいます。妖精は、天使の愛と支配のもとで、自然界の創造・運行・維持・進化に関わる末端の仕事に携わっています。農業にも深い関わりを持っています。自然現象の背後には、常に妖精の存在があるのです。まさに、妖精あっての自然界と言えるのです。

妖精は人間との深い関わりの中で存在していますから、人間からの影響を受けやすい存在でもあります。地上人の心がけひとつで、妖精の霊的進化を促したり、遅延させたりするということです。地上人の唯物主義や利己主義から発せられるどす黒いオーラは、妖精を苦しめ、妖精の良い働きかけを阻害し続けています。天変地異や自然災害は、妖精の怒りのように映りますが、実際には人間が神の摂理に反する行為を行っているために、その代償としての結果と言えるのです。

霊的世界の末端に存在する妖精ですが、私たちが、神の摂理にそった生き方を心がけることによって、妖精との良い関係を作り出すことができるようになります。妖精からの霊的エネルギーを受け取り共に協力し合って行う霊性農業が、訪れつつあります。自然災害を少なくし、地球の環境を守るためにも、妖精との良い関係を築く努力が必要です。そのためには、地上人が霊性を高める努力をすることが不可欠なのです。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

「霊的真理普及への道」

19世紀半ばに起こされたスピリチュアリズムですが、すでに170年が過ぎ去りました。しかし、霊界から見た地上世界の様子は、どのように映るのでしょうか。当然、与えられるべき権利を剥奪され自由を奪われている人々、貧しさや飢えに苦しむ人々、戦禍の中で逃げ惑い悶え苦しむ人々、このような現状が、まだまだこの地上世界では後を絶ちません。霊界から見た地上世界は、まさに地獄のような状態が続いています。

この地球は一つの運命共同体と言えますから、この惑星の中で起こっていることは、たとえ対岸のこと、遠く隔てたところで起こっていることであっても、すべてが私たちに連動し影響力を及ぼしています。私たちは、無関心ではいられないのです。何故、スピリチュアリズムが起こされたのかを、もう一度思い起こしてみなければなりません。

シルバーバーチは「皆さんへのメッセージとしてわたしが何よりも強調したいのは、この新しい幕開けの時代に生きておられる皆さんには、大いなる貢献のチャンスがあるということです。地上界を見渡してごらんなさい。悲劇と絶望、悲哀と苦悩、涙にぬれた顔、顔、顔が見えるはずです。何とかしなければならない分野がいくらでもあることに気づかれるはずです。まだまだ無知がはびこっています。まだまだ権力の悪用が跡を絶ちません。改めなければならない偏見がいたるところに見受けられます。(道しるべ・118)」と語っています。

私たちは、この言葉を、真摯に受け止め、今何ができるかを、もう一度改めて考え直さなければなりません。霊的真理を普及することが、その根底にありますが、喪の悲しみや病気の苦しみから解放してあげること、間違っている政治に戦いを挑み続けている人々に力を与えてあげること、宗教間や民族間の争いや憎しみ合いをやめさせてあげること、魂の奥深くに存在する真実の自我を自覚させてあげることなど、真の意味での奉仕を実践していくことが求められています。私たちスピリチュアリストに寄せられている信頼と責任は、とても重いものです。

そのためには、霊界との係わりが大切です。霊界からの善き援助者である守護霊や背後霊からの援助を得るためには、私たちの方から善霊に近づく努力をしなければなりません。それらの霊たちとは、霊的親和性による結びつきがありますから、私たちの方から近づけば、大きな愛で私たちを庇護し導いてくれます。自分の本質が霊であり、神性を宿しているということを忘れなければ、霊と霊との係わりのなかで、霊と霊との絆を強め、最大の霊的パワーを得ることができます。それは、霊界からの使者、高級霊たちの意思と感応することになるからです。

オーケストラの演奏は、指揮者のタクトのもと、多くの楽器の音が折り重なり、共鳴し合って、美しいメロディーを作り出します。私たちも高級霊界からの指示をインスピレーションとして受け取り、霊界の良き道具となれるように、日々精進していかなければなりません。

いつの日か、霊界に戻ったとき、霊的家族に出会い、この地上人生の目的が何であったのかを知る時が来ると思います。その時、霊的家族の霊的成長に貢献できたのか、自分自身も霊的成長を達成できたのか、何が達成でき、何が不足していたのかなど、すべてが明らかになります。その時、後悔の念よりも喜びのほうが多い再会にしたいものです。

今、この地上世界では、人々の魂を救うために作られた霊的な光の灯台が、あちこちに出来つつあります。その灯台の一つを作っていくことが出来たなら、どんなにか幸せなことでしょう。

物質の眼で見てしまえば混乱ばかりのように映る地上世界ですが、霊的真理はすでにこの地上世界に根付いています。神の計画されているプランは、必ず現実のものとなります。
霊的真理の光が地上を覆いつくす日は、必ずやってきます。

これからも、神を感じ、霊界を感じ、なぜスピリチュアリズムが起こされたのかということを忘れないように、確固たる目標を持って前進していきたいと思います。霊的真理普及の道は、見た目には孤独な闘いですが、私たちの背後には、巨大な高級霊団が控えています。挫けそうなときには、このことを思い出し、霊として、永遠の霊的存在として、この地上人生を悔いのないものにしたいと思います。
(令和元年12月読書会でのスピーチより)

新しい年、令和2年がスタートしました。スピリチュアリズムに出会った時の感動を新たな気持ちで思い起こしています。そして、この地上世界に霊的真理が広がっていくことの重要性を痛感しています。新たな出会い、新たな学び、新たな感動を通して自分自身を成長させ、霊的真理をより広く根付かせていくことに貢献できたと言えるような1年にしたいと思っています。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

「11月の読書会を終えて」・・「スピリチュアリズムの霊的世界観」そのⅧ・・「地上人と霊界の関係」そのⅢ・・「霊界からの良い働きかけと悪い働きかけ」・・

私たちは、霊界との深いつながりのなかで生きています。常に霊界からの働きかけが、存在しているのです。その働きかけのなかには、良い働きかけや悪い働きかけが存在しています。良い働きかけは、守護霊や背後霊からのものであり、悪い働きかけは、低級霊からのものです。

守護霊は、すべての地上人に必ず寄り添います。地上人の霊的成長を願っている守護霊は、カルマの清算のために力を注いでくれています。背後霊は、守護霊と同様に純粋な利他愛を注ぎ、地上人の仕事や使命達成のために力を注いでくれています。守護霊がひとりであるのと違って、複数の霊界人が背後から導くこともあります。地上人の霊的状況や仕事の進捗状況によっては、別の背後霊に入れ替わったり、役目を終えることもあります。地上時代の職業(医師、芸術家、音楽家、宗教家など)を縁とする場合、背後霊自身のカルマを清算することを目的とする場合、スピリチュアリズム運動の軍団の一員として尽力する場合などが挙げられます。

「一人の人間が他の人間に救いの手を差し伸べようとするとき、その背後では数多くの霊が群がって援助し、気高い心を何倍にもふくらませようと努めます。善のための努力が忘れ去られることは絶対にありません。奉仕への願望が無駄に終わることは決してありません。(シルバーバーチの教え・上・56)」とシルバーバーチは語っています。

私たちの心が霊主肉従の状態で利他愛に満ちた行為を行おうとする時、善なる霊たちからの良い働きかけを受けて、私たちの気持ちに寄り添った霊たちからの大きな愛の力を受けることになります。

私たちの本質は霊ですから、常に霊界から善悪両面の働きかけを受けています。善霊からの働きかけを受けるときもあれば、低級霊からの働きかけを受けるときもあるということです。恐怖心や心配の気持ちで心を閉ざすのではなく、自信に満ちた安らかで明るい気持ちで心を満たしているとき、多くの善霊の働きかけを受け、自分自身の力の何倍もの援助を得ることができるのです。

善なるものには、善なるものしか近づきません。そのことを忘れないように、自分自身を律して、守護霊や背後霊との関係をより緊密にする努力を続けていきたいと思います。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

「10月の読書会を終えて」・・「スピリチュアリズムの霊的世界観」そのⅦ・・「霊界の実態」とは・・そのⅡ・・

幽界での浄化期間を経て、純粋な霊的存在となった霊は、霊的成長レベルが均しい霊的家族のもとで生活するようになります。霊界での生活とは、どのようなものなのでしょうか。

「肉体の牢獄から解放され、望む所へは自由に行け、心で考えたことが形を取って眼前に現れ、好きなことにいくらでも専念でき、お金の心配がない、・・・霊界における以心伝心の素晴らしさは、ぎこちない地上の言語ではとても表現できません。心に思うことが霊の言葉であり、それが電光石火の速さで表現されるのです。(シルバーバーチの教え・上・184~185」」とシルバーバーチは霊界での様子について語っています。

地上世界では何をするにも困難を伴いますが、霊界ではどうでしょうか。霊界は、時間や空間の制約がない世界、交通手段は必要なく瞬間的に移動できる世界、飲食や睡眠や労働とは無縁の世界、思ったことが即座に実現する世界、言葉を使わなくてもテレパシーで通じ合うことができる世界なのです。

そして「そこでは地上で通用した仮面や偽装のすべてが剥ぎ取られ、魂の正体が素っ裸にされ、長所と短所とがすべての人に知れてしまうのです。真価が知れてしまい、虚偽が存在せず、不公平が見当たらない世界、そういう世界からわたしは来ているのです。貧乏人もいません。金持ちもいません。いるのは霊的に貧しい人と、霊的に豊かな人だけです。強者も弱者もいません。いるのは魂が強靭な人と、魂が虚弱な人だけです。(霊性進化の道しるべ・117~118)」とシルバーバーチは語っています。

地上では、嘘や詐欺行為で相手を騙すことができますが、霊界では心の内のすべてが周りに知れてしまうため、隠し立てはできないのです。霊界は、地上世界と似ても似つかない世界、地上のどのような言葉を用いても言い尽くせない世界なのです。

私たちは、今までに何度かは死んで霊界へ戻ったことがあるのでしょうが、この地上に誕生した後は霊的意識が薄れ、霊界での生活を思い出すことはできません。光り輝く明るい世界、神の愛がひしひしと感じられ利他愛の大きさによる霊的ヒエラルキーが存在している世界、そのような霊界から私たちはこの地上に誕生しました。この地上生活において、真のやすらぎを得るためには、霊界の実態を知り、霊の世界との繋がり、霊と霊との絆を深めることが大切です。霊的成長は、地上においても霊界においても永遠に続くものです。この地上人生での最大の目的である霊的成長を果たすことができるように、日々精進していきたいと思います。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。
プロフィール

E.H

Author:E.H

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ