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「7月の読書会を終えて」・・シルバーバーチの神観(そのⅡ)・・真実の祈り・・

霊界と宇宙のすべてを創り出し、それらを法則で支配し、どのような場所にも存在し、すべての生命体を愛で包みこみ、私たちの霊的な親であり究極の目標である神、そのような神につての正しい理解がなければ、正しい祈りを行うことはできません。

私たちは、シルバーバーチの神観によって、神を正しくイメージすることができるようになりました。神を正しくイメージすることができなければ、無意味な祈りを繰り返すだけになってしまいます。神とはどのような存在なのかということを正しく理解することによって、真実の祈りを実践していくことができるのです。

シルバーバーチは真実の祈りについて「魂の奥底からの誠心誠意の祈り、大霊との一体化を深め、大霊の道具として有用な存在になりたいとの願望から出た祈りは、祈る者の霊性を強化し、大霊の道具としてより相応しい存在にします。(シルバーバーチの教え・112)」と語っています。

お決まりの文句を繰り返すだけの祈り、心のこもらない口先だけの祈り、誰かが作った言葉をただ唱えているだけの祈り、また、自分の利益や名声などを求める物質次元に留まった単なる願い事であるとされる祈り、それらの祈りは真実の祈りとは程遠いものです。
「真実の祈りは、あなた方にとって奉仕(サービス)の準備を整えるためのものです。あなた方をより高度なエネルギーと調和させるための手段です。(シルバーバーチの教え・113)」とシルバーバーチは語っています。

真実の祈りは、神聖な霊的行為です。自分を犠牲にし、人々を救いたい、人々の役にたちたいという気持ちから出た祈りは、高き次元の霊たちに届けられ、その援助を受けることになります。そして、より多くの霊的エネルギーを受け取り、内奥に存在する神性を発揮するための準備が整ったことになるのです。

私たちは、霊界の高級霊の祈りをお手本にすることによって、利他愛から発する祈り、霊的成長を願う祈りである真実の祈りを実践していかなければなりません。
真実の祈りを実践することによって、霊と霊、神性と神性の結びつきがより強固なものになっていきます。互いに引き合い、求め合い、絆が一段と高まっていきます。そして、霊界の霊たちとの協力のもと、その祈りが現実のものとなっていくのです。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

「6月の読書会を終えて」・・シルバーバーチの神観・・真実の神の姿・・

「太古においては、そのお粗末な概念は物体の形をとり、祈りが叶えられれば畏敬され、叶えられぬ時は即座に棄て去られることの繰り返しであった。彼らは、目の前の物体そのものは何の霊力も持たず、背後に霊が控えて筋の通れる祈りはこれを叶えさせんとしている事実を知らなかった。彼らにはそれ以上の神の概念は思いつかなかったのである。目に見え手に触れるものにしか神の概念を託し得なかった。(モーゼスの霊訓・上・154)」とモーゼスは、語っています。

これまで地上世界には、太陽や雷、山や岩や樹木、動物などを神格化し、信仰の対象とする自然神信仰・原始的な精霊信仰・歴史上の人物を神格化し、信仰の対象とする人物神信仰など様々な神についての考え方があり、その神を信仰してきました。しかし、どのような宗教も正しい神についての認識を持ち合わせていませんでした。神の存在を信じていても神を正しくイメージすることができていませんでした。

神とはどのような存在なのでしょうか。私たちは、神をどのように捉えたら良いのでしょうか。シルバーバーチは、神について、「神を一個の存在としてではなく、無限の知性と叡智と真理を具えた実在そのもの、人間に想像しうるかぎりの神性の総合的統一体と考えてください。それは男性でもなく女性でもなく、しかも男性でもあり女性でもあり、個性というものを超越しながら同時にあらゆる個性の中に内在しているものです。(シルバーバーチの霊訓・11-108)」また「大霊とは宇宙の自然法則です。物質界と霊界のすべての生命体の背後にある創造的エネルギーです。大霊は完全なる愛であり、完全なる叡智です。大霊は全宇宙のすみずみまで行きわたっています。・・・・大霊は、あらゆる生命体に充満しています。あらゆるものに内在し、あらゆる法則に内在しています。大霊は生命であり、愛であり、存在するすべてのものなのです。(シルバーバーチの教え・上・76)」と語っています。

私たちの想像をはるかに超え地上の言葉では完全に表現することができない無限なる存在である神、霊界や宇宙に存在するすべてのものを創造された神、宇宙全体を包み込みどこにでも存在している神、摂理によってすべての被造物を支配している神、その神が私たちの肉体に霊の一滴を注ぎ込み、一人ひとりの個別の人間を創造されました。私たちにとって神はまさに霊的な親と言えます。神の大きな愛に包まれながら、私たちは地上世界で霊性を高めるために生きています。私たちが最高度に魂を高めた次元において、利他性を発揮する時、神の愛が顕現したことになります。そして神の愛を少しずつ身に付けていくことによって究極の理想とする神に一歩近づくことになるのです。

いつどのような状態の時であっても神と共にあることを意識することによって、神をより近くに感じ取ることができます。そして、自分の内部に存在する分霊と神の大きな大霊とが共鳴しあい、絆を深めていくことになります。シルバーバーチによってもたらされた真実の神の姿を学ぶことができることを心から嬉しく思っています。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。



「5月の読書会を終えて」・・スピリチュアリズムの宗教革命・・「スピリチュアリズムの全体像」・・そのⅡ・・

「キリスト教の神学は、地上世界にとってまさしく“災いのもと”です。人類にとって大きな手かせ・足かせとなっています。人々の魂を牢獄に閉じ込めています。それから逃れるためには、自らを縛っている人工的教義と間違った信条を断ち切り、霊的インスピレーションによって示される本物の真理に目覚めることです。(シルバーバーチの教え・152)」とシルバーバーチは語っています。

キリスト教に限らず地上のすべての宗教は、地上人類にとって有害なものばかりです。それは、霊的事実に反する人工的に作られた教義を含んでいるためです。宗教の教義を忠実に守れば守るほど魂は束縛され真の自由を奪われてしまうことになります。それによって、地上人生で最も大切である霊的成長を阻害されてしまうことになるのです。

スピリチュアリズムの宗教革命とは地上のすべての宗教を霊界の宗教に置き換えようとする霊界主導の宗教の大変革のことです。どこまでも霊界が主役なので、地上の宗教とは次元が異なります。地上の宗教の一つにあげるべきものではなく、地上の宗教を超越した唯一の宗教、超宗教なのです。

私たちは、霊界の宗教とはどのようなものであるかを学ぶことによって、地上の宗教がいかに間違っているかを認識することができます。霊界では、地上のような宗教の形式はありません。多くの宗教や宗派もありません。宗教組織もありません。宗教間の戦争や紛争もありません。利他的に生きることがすなわち宗教であり、神の摂理に一致した行為そのものが信仰となっているのです。霊界の宗教とは、すべての霊が信仰している唯一共通の宗教であり、まさに神の摂理に完全に一致した宗教に他なりません。

高き次元から引き起こされたスピリチュアリズムによってもたらされた霊的真理によって、私たちは、自らの力で自分自身の魂を救済する方法を学ぶことができます。神の無限の愛と叡智を知り、地上人類が神の子として共通の霊的資質を持っていることを知り、どのようにすれば霊的恩寵を授かることができるかを知り、人工的産物である教義への隷属状態からどのようにすれば抜け出せるかを知ることによって、真の自由を獲得することができるのです。そして、神の摂理に一致した生き方を通して、霊的成長という真の宝を手にすることができるのです。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

「4月の読書会を終えて」・・霊界での大審議会・・「スピリチュアリズムの全体像」・・

1年に2度、クリスマスとイースターの時期に霊界の深奥では、多くの指導霊たちが一堂に会し、大審議会が催されます。光輝に満ち満ちているその場でのイエスのお言葉や深い愛情について、シルバーバーチは次のように語っています。
「イエスは、それまでに私たちが成し遂げた仕事についての評価を披露(ひろう)され、新たなる力、新たなる希望、新たなるビジョンのもとでさらなる目標に向かって邁進するようにと励ましてくださるのです。教会が説く神格化されたイエス・キリストではありません。多くの道具(同士)を通して人類に奉仕しようと勤(いそ)しんでおられる、1人の偉大なる霊です。(シルバーバーチの教え・下・44)」

なぜ、そのような大審議会が開催されるのでしょうか。それは物質圏での仕事の進捗状況を確認し、新たな計画を立案するためです。その仕事というのは霊的なことに無知である地上人を霊的に救済することです。そのために、霊界の人々(高級霊団でその最高責任者がイエス)によって起こされたのがスピリチュアリズム運動です。この運動は、霊界主導で起こされたものであり、主役は霊界の高級霊団です。

今まで、地上には霊的なことに対する正しい知識が存在していませんでした。自分自身の本質は何か、何のために生きているのか、死んだらどうなるのか、死後の世界は存在するのか、神とはどのような存在なのかなどについての霊的事実について、地上人はまったくの無知だったのです。

「なぜ人間は戦争をするのでしょうか。それについて皆さんはどう思いますか。なぜ悲劇を繰り返すのでしょうか。その原因は何だと思いますか。どうして人間の世界には悲しみが絶えないのでしょうか。その最大の原因は、人間が物質によって霊眼が曇らされ、五感という限られた感覚でしか物事を見ることができないために、万物の背後にすべてを一つに結びつけている大霊が存在していることが理解できないからです。人間は何かにつけて“差別”をしようとするため、そこから混乱が生じ、悲劇が生まれ、そして破壊へと向かうことになるのです。(シルバーバーチの教え・上・31~32)」とシルバーバーチは語っています。

地上には戦争や飢餓に代表される多くの悲劇が存在しますが、その根本原因は、地上人類が霊的に無知の状態にあるためです。物質界にいる私たちは、霊性が薄れ、悲劇を悲劇として認識できなくなってしまっています。そして、物質こそが最も大切であるとする考えがこの地球を覆いつくし、暗黒の地上世界となっているのです。

私たちは、この地獄のような地球でこのままずっと生き続けていかなければならないのでしょうか。この地上の多くの悲劇を無くすことはできないのでしょうか。地上の悲劇を無くす方法を高級霊団は、私たちに示してくれています。

高級霊団は、霊界通信によって霊的真理を下ろし、霊的に地上人を目覚めさせ霊的に新生させようとしています。霊的真理の光によって魂を覚醒させた地上人が次の地上人へ霊的真理の光を手渡すことによって、暗黒の地上世界に少しずつ霊的真理の光の輪が広がっていき、霊的真理の光に包まれた明るい地上世界へと生まれ変わっていくことができるのです。私たちは、霊的真理を学びそれを実践することによって、今まさに、霊的に復活を遂げることができる新しい時代の始まりを迎えているのです。(E・H)

*なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

「3月の読書会を終えて」・・シルバーバーチの死生観・・愛する人が亡くなった時・・

愛する人の死に直面しなければならない時は少なからず訪れます。私たちは、そのような時、死をどのように捉えたら良いのでしょうか。動かなくなって反応を示さない身体を目の当たりにした時、涙が込み上げてくるのをこらえることはできないでしょう。元気な時の姿を思い出し、悲しみで胸が張り裂けそうになることでしょう。死は愛する人との永遠の別れになるのでしょうか。

地上人類は、死は恐怖であり、最大の悲劇であるとする誤った迷信にずっととらわれてきました。スピリチュアリズムは、今までの死生観を一掃し、死を恐れる必要はないこと、死別を悲しむ必要はないことなどについての霊的事実を示しました。今までの宗教的な死生観に代わって新たな霊的思想という形で、死に対する回答を示しました。

「肉眼の視野から消えると、あなた方は悲しみの涙を流されますが、私たちの世界では、また一人、物質の束縛から解放されて、言葉では言い表せない生命の喜びを味わい始める魂を迎えて、うれし涙を流します。(不滅の真理・45)」
「“死んだ人”たちはあなたのもとから去ってしまうのではありません。死という名のドアを通り抜けて新しい世界へ入っていくだけです。その人たちにとって死は大きな解放です。(シルバーバーチの霊訓4-44)」
「真実の愛によって結ばれた者どうしは決して離ればなれにはなりません。死は愛と生命に対して何も為し得ません。生命と愛は死よりも強いのです。(新たなる啓示・60)」
と、シルバーバーチは死についての霊的事実を語っています。

シルバーバーチは、スピリチュアリズムの死生観をさらにレベルアップさせ、死は喜びであり、希望であり、地上人生に対するご褒美であるとし、死別は霊界人生の始まりを祝福すべきことであるということを、私たちに説いてくれました。

それらの霊的事実を受け入れることによって、私たちは今よりもはるかに冷静に、死を見つめることができるようになります。そして、愛する人の死を祝福の気持ちを持って受け入れ、霊界へと送り出すことができるようになるのです。真実の愛があれば、愛する人の他界後もその人を生前より近くに感じ取ることができます。そして、霊界では感激の再会が待っています。地上で培われた愛は、霊界においても消滅することはありません。愛は不滅です。愛は永遠なのです。(E・H)

なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

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